皆さんは蛇口から水が出るのは当たり前と思っていませんか。
水道水は山裾の遠方から地下に埋る水圧管で目にすることなく家庭に送られている大切なインフラ設備です。
水道局は災害時にも安定した水道水を供給するため耐震化を進めています。
しかし、マグニチュード6強の地震ではどこかで「断水」がおきています。
一般家庭はメータ器から直接つながっているためにすぐに断水します。
このため、お風呂の貯水は災害時に役立ちます。
これに対し、貯水槽施設は生活時間帯に多くの水を使用するためにメータ器から貯水槽を設けてポンプ給水を行っています。
学校、病院、老人ホーム、マンションは貯水槽を経由し管理者による供給になります。
貯水槽水道はすぐには断水しない利点があります。
このため応急給水車による貯水槽給水が可能になります。
老朽化する貯水槽の安全安心を図り災害意識の向上が大切になっています。