都市を包み込む水社会
災害経験者から貯水槽水道の今後の対策を日々の暮らしの中から見つめ直します
全国の水道管の耐震化率40.9%老朽化する水道インフラ
水槽診断と簡易専用水道検査機関の登録機関として、貯水システム及び貯水量制御方式(特許)パートナー賛同企業と市場展開いたします。
埼玉事務所を開設しました。令和3年3月7日に簡易専用水道検査機関に登録しました。
都市を包み込む水社会
災害経験者から貯水槽水道の今後の対策を日々の暮らしの中から見つめ直します
全国の水道管の耐震化率40.9%老朽化する水道インフラ
水槽診断と簡易専用水道検査機関の登録機関として、貯水システム及び貯水量制御方式(特許)パートナー賛同企業と市場展開いたします。
埼玉事務所を開設しました。令和3年3月7日に簡易専用水道検査機関に登録しました。

貯水槽の重要性

皆さんは蛇口から水が出るのは当たり前と思っていませんか。
水道水は山裾の遠方から地下に埋る水圧管で目にすることなく家庭に送られている大切なインフラ設備です。 水道局は災害時にも安定した水道水を供給するため耐震化を進めています。 しかし、マグニチュード6強の地震ではどこかで「断水」がおきています。
一般家庭はメータ器から直接つながっているためにすぐに断水します。 このため、お風呂の貯水は災害時に役立ちます。 これに対し、貯水槽施設は生活時間帯に多くの水を使用するためにメータ器から貯水槽を設けてポンプ給水を行っています。 学校、病院、老人ホーム、マンションは貯水槽を経由し管理者による供給になります。 貯水槽水道はすぐには断水しない利点があります。 このため応急給水車による貯水槽給水が可能になります。 老朽化する貯水槽の安全安心を図り災害意識の向上が大切になっています。

WSEI貯水評価研究所 貯水槽の図

断水に備える「水」
の確保は多様

東京区市の貯水槽水量は40万トン
東京都水道局は地震発生後に支援活動が開始されるまでの3日間は、 「個人で水の確保」を行うように述べています。東京23区の人口1200万人。 どこから大量の水を確保できるのでしょうか。それも、断水が長期化すると思われます。 ちなみに人口150万人の神戸市は完全復旧まで3か月を要しています。

給水タンクでは多様な水源と水量を確保
図は東京都区市の災害時に確保できる水源の数と量を表し、 公共・民間受水槽の合計水量は約40万トンになります。 給水タンクは「水のストック機能」を活かすことで、 「ストック機能のない」直結給水方式に比べて、水を確実に確保できます。 また、学校の避難所や病院で給水タンクを予備水や緊急用水の貯水槽として使用することで、 給水タンクの設置場所は緊急給水拠点や援助活動拠点にもなります。 設置個数の多さは危機を分散し大切な水を大量に確保することになります。

東京区内における確保水量
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